ヴィクトリア時代のジュエリー

2015年3月24日 (火)

入荷予定マイクロモザイクリング&アイリスガラスペンダントネックレス

入荷予定商品のご紹介ですheart

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1877年英国製マイクロモザイクのアンティークリングですshine

英国製と言ってもおそらくモザイクはイタリアで作られ、指輪に加工されたのは英国だと思われます。

愛の象徴である鳩をモチーフにしています。

なにしろ140年ほど経ていますので一部モザイク欠損がありますが(鳩の手前のつばさの上)、写真の通り全体の雰囲気を損ねるような状態ではありません。

古いモザイクの状態としてはとても良い部類です。

アンティークのモザイクはガラスの粒が小さくひじょうに繊細で細かい作りのものが多いです。色も毒々しい派手なものは少なく比較的落ち着いたお色が多いです。

これが時代が新しくなるにつれて粒が大きくなり色も派手になってきます。

モザイクを買うならやはり100年前のアンティークが断然作りが良いです。

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地金はシルバーです。1877年英国バーミンガム製のホールマークがあります。

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鳩をモチーフにしたマイクロモザイクは、たいへん人気があり常に高値で取引されます。

それほど頻繁に見つかるわけでもない上に人気がありますので当然なのですけどねcoldsweats01

鳩の下にはお花が描かれています。全体的に優しい雰囲気のデザインです。

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お次は1920年代アイリスガラスペンダントネックレスです。

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可愛らしいリボンモチーフのセッティングにアイリスガラスがあしらわれているたいへん珍しいデザインです。地金はシルバーです。

リボンモチーフは女性の皆さんの大好物でしょうから、当然見つけた時はすぐに飛びつきましたよdash

Photo_6


本日ご紹介の商品は、来月はじめぐらいまでに入荷予定です。

ご予約もできますのでお値段等ご質問がございます場合はお気軽にお問い合わせ下さい。

人気商品は、入荷時にすぐに売り切れてしまう場合が多いのでブログ掲載時のご予約がお薦めですheart

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2015年3月 1日 (日)

入荷予定アンティークリング&ブローチ

今月入荷予定の商品のご案内ですshine

まず最初にリングを3点・・・今回は19世紀のスティックピンをリングに作りなおしたお品のご紹介です。

ブローチやボタンだった物を後ほどリングに作りなおしている例は西洋アンティークジュエリーにおいてはそれほど珍しい事ではありません。

例えば18世紀に使用されていたペーストの美しいボタンを19世紀にはリングに作りなおして使用している例もあるからです。

時代が変わるとファッションも変わり、作りやデザインの良い物でもブローチやペンダント、ボタンのまま使うと大きすぎたり小さすぎたりと合わなくなってくることもしばしば起こります。

それを美しさはそのままに再利用しているのです。特に金の供給量が少なかった時代は貴重であったためジュエリーを一度溶かしてまた作りなおすということも行われていました。

スティックピンは針の先にフィギュラルなモチーフがあしらわれている棒状のブローチですが、19世紀にとても流行しています。現在ではそのまま使用しても帽子などにつけるとかわいいのですが、飾り部分が小さいものが多いため見栄えしずらいのでちょうど指輪の飾りにすると大きさ的にもしっくり来ます。そのように指輪に作りなおした素敵なリング達です。

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月と星もチーフのリングです。地金は14K、ストーンはパールです。

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月、星モチーフは19世紀には神秘の象徴として身につけているとパワーを授かれるのではないかとたいへん流行したモチーフです。

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お次はエトラスカンジュエリーです。エトラスカンとは1836-1850年に出土した古代エトルリアのジュエリーを模倣したスタイルです。

19世紀後期にたいへん流行しています。粒金細工とフィリグリーがその特徴です。

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スターカット(後光彫り)のセッティングにガーネットがあしらわれています。

こちらはスティックピンから作りなおしたものかどうかは分かりませんが。シャンクとフェイスの金の純度が異なるので後ほどリングに作りなおされた可能性があります。

シャンクは10K,フェイスは9Kです。

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お次はリボンモチーフのリング。地金は10K,ストーンはパールです。

こちらはスティックピンを指輪に作りなおしています。

あまりの可愛さに一目惚れしました。

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けっこう立体的な作りなので指にはめるとまるで本物のリボンを指に結び付けているかのように見えます。

リボンも19世紀を通して流行したモチーフです。愛の象徴としてたいへんもてはやされました。

今回は、最近流行しているきゃしゃなタイプのリングばかりを選んでみましたheart

さて、ブローチも4点ほど入荷が決まっていますheart04

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1930年代フランス製のシルバーブローチです。

ダイヤの代用品とも呼ばれたマルカジットがあしらわれているので光に当たると美しく輝きます。

羽モチーフというのも懐かしい感じですね。

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お次は1940年代、馬車モチーフのブローチ。

躍動感のある馬の動きと車輪、荷台の荷物がラインストーンになっているところがデザイン性の高さを感じられます。

遊び心のある可愛らしいブローチです。

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こちらは1930年代のブローチです。

このようなエナメル彩色のデザインは当時のCOROやTrifariにもよく見られるので1930-40年代にかけてたいへん流行したタイプのジュエリーなのだと思います。

大きめのラインストーンやパステルカラーのエナメル、お花モチーフという点がこれからの季節に活躍しそうです。

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お次は1950年代COROのブローチ。

リボンモチーフの立体的なデザインです。キャンディのようなマーブル状のガラスが真ん中にあしらわれています。

けっこ立体的なのでコサージュのような印象です。

本日ご紹介の商品は今月中に入荷予定です。

ご予約もできますので、お値段等ご質問がございます場合はお気軽にお問い合わせくださいねwink

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2014年7月 1日 (火)

今月入荷予定、帝政ロシア14Kダイヤ&エメラルドリング

今月入荷予定のアンティークリングのご紹介ですshine

久しぶりに革命前のロシアのリングが入荷しますheart 

地金は14K,ストーンはダイヤとエメラルドです。クロスオーバースタイルの美しいリングです。

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以前、ブログで革命前のロシアのジュエリーについて書きましたが、こちらをご覧になった方は革命前のロシアのジュエリーがどんなに貴重で手に入れるのが難しいかお分かりになった事だろうと思います。

帝政ロシアのジュエリー記事

当時のロシアはヨーロッパへの憧れも強く、貴族達は優秀な職人をフランスやスウェーデンなどから連れてきてはジュエリーを作らせていました。

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各国の職人のセンスや技術の融合からか、19世紀には流行の発信地であったイギリスやフランスとも違う、しかしながらとても洗練された繊細な独特のデザインが多いのがロシアのジュエリーの特徴です。

高貴な人々のために作られているので、しっかりと丁寧に作られているだけでなく使用されているストーンの質も良いのです。

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このリングには1880年代当時のオリジナルボックスも付いているようです。19世紀のリング用の箱は空ける部分にボタンが付いている事がよくあります。

この箱もボタンがついています。

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革命前のロシアのリングは金の純度が100分率で打刻されています。この写真ではホールマークが不鮮明ですが、56すなわち14Kを示すホールマークがシャンクの表に打刻されています。

本日ご紹介のジュエリーはご予約もできますので、お値段等ご質問がございます場合はお気軽にお問い合わせくださいね。

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2014年5月 7日 (水)

スウェーデン製アンティークリング&JOMAZのジュエリー

今月入荷予定商品のご紹介ですheart

とっても素敵なジュエリー達が入荷予定ですshine

Jomaz


1950年代ジョマーズ(JOMAZ)のブローチ&イヤリングのデミパリュールです。鮮やかなグリーンのエナメルとパヴェ状に配されたラインストーンの煌きがエレガントで高級感溢れる印象となっております。

ジョマーズのジュエリーは、今回初めての入荷なのですが、なかなか歴史のあるジュエリーなのです。

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1927~81年まで続いたブランドですが、1934年以前はマルセル・ブーシェによって多くのジュエリーがデザインされていました。

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このブランドは時期によってメーカーズマークの書体やデザインが変わるのですが、今回入荷予定のデミパリュールは1946年以降に使用された「ジョセフ メイザー(JOSHPH MAZER)」がブローチ裏及びイヤリングの金具に打刻されています。

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1927年にNYで設立されて以降、良心的な価格と高品質によりたちまち評判は広まりました。上写真を見ると、確かに個性的で高級感のあるデザインが多いですね。

優秀なクラフトマンシップと印象的なデザインなので、これからじわじわと価値を高めていくのではないかと思います。

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お次はスウェーデン製18Kアンティークリングです。19世紀後期のものです。

ストーンはトルマリンとダイヤです。スウェーデンは古くより、優秀な職人が多く、革命前のロシアの貴族達のお抱え職人もいたといわれています。

それゆえ、スウェーデンのジュエリーはとても歴史が長く、近代以降も有名なデザイナーを数多く輩出しています。

このリングは、たくさんの注目すべき部分があります。ショルダーの可愛らしいお花と、美しい彫金、優雅なデザインのセッティング、ローズカットダイヤモンドのジョージアン様式のセッティングです。

スウェーデンのアンティークリングは日本ではなかなか手に入らないと思いますが、イギリスやフランス、アメリカとは違う独特の優雅さと雰囲気を備えています。

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デザインもすっきりとしていますが、アンティークらしい優雅さを保っています。

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リング内側(写真上部)にホールマークの形跡がありますが、擦り切れてしまい判別不能となっています。18Kは比較的やわらかいので長い間に擦り切れてしまう事も稀にあります。

しかしながら、これと同じデザインの1865年製のリングが存在していたようなので、このリングも同じ時期のものと思われます。

Ring1

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こちらが1865年製のリングですが、内側にホールマークが見えます。(注:このリングは販売していません) 1865年製を表すL5という数字とアルファベットが打刻されていたそうです。スウェーデンの貴金属は、早くからホールマーク制度が確立しているので年代の特定が比較的容易なのです。

メインストーンの種類と形が違う事以外はほぼ同じデザインですねshine

本日ご紹介のジュエリー達は、今月中に入荷予定です。ご予約もできますのでお値段等ご質問がございます場合はお気軽にお問い合わせ下さいねshine

GW中、お金を使っちゃったわ・・・sweat01という方々にもお取り置きOKですので御気軽にご相談くださいませheart

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2014年4月15日 (火)

憧れのペーストジュエリー

今日は入荷商品のご紹介も兼ねてミルクグラスについて書こうと思っていたのですが、先にわたくしが長年憧れているペーストのジュエリーについて書きたいなと思いましたので、今日はペーストジュエリーについてお話したいと思いますshine

国内外問わずアンティークジュエリーのお店では、ジュエリーに使用されているガラスを製造年代かまわず何でも「ペースト」と呼んでいるお店が多数あります。

それぞれのお店の見解なので間違っている訳でもないのですが、私は長い間この傾向にずっと違和感を感じていました。

そしてちょうど最近、お客様からあるジュエリーのお取り寄せのご依頼がありましたが、その際お客様が20世紀半ばぐらいのジュエリーのガラスをペーストと呼んでいらっしゃいました。

おそらくどこかのお店の説明で学ばれた事なのだろうと思いますので、決してお客様を批判するものではなくむしろそのような安易な説明をしたお店についてわたくしはどうなんだろう・・・と残念な気持ちになるのですbearing

日本にはアンティークジュエリーを学ぶための書物が非常に少ないので(ほとんどありません)お客様が学ぶ場所はお店の説明がほとんどだと思われます。それゆえ誤解を与える残念な説明では、真に素敵なアンティークジュエリーを見極める目が育ちません。

Malcom David Samuel Lewis著の「アンティークペーストジュエリー」によるとペーストは「宝石のようにカットされているガラス」と定義されています。

つまり、広義には宝石のように美しくカットされていればペーストと呼んでもいいわけです。

しかしながら、この本の中では「厳密には」ペーストは1700年頃から1865年ごろのもののみを指しています。そして「一般的には」1930~40年代のものまでも含み、それより後のものさえも含んでいると言及されています。著者の意図としては、1700~1865年ごろまでのものがペーストと呼ぶにふさわしいという事だと思います。

個人的には、この著者の意見に賛同しているわけですが、と言うのも、19世紀半ば以降のペーストと呼ばれるガラスは、美しさも精巧さも歴史的な背景も、そしてセッティングを含む全体的な印象もそれ以前とは全く違うからです。18世紀前半にストラスによってペーストが発明されるのですが、19世後半以降は大量生産されるようになりその価値や品質は下がっていくのです。

実際、19世紀半ば頃までのペーストジュエリーは、それ以降のものと比べると何倍も価格に差があり19世紀半ばぐらいまでのものは、高級な貴金属に匹敵する価格で取引されています。

このように、取引価格にもその価値が反映されているのに、20世紀半ば以降の大量生産型のものさえも「ペースト」と呼ぶ事は、近代にはありふれているガラスを素材としているのにその価値について購入者を混乱させ誤解を生むのではないかと思うのです。

「ペースト」と言うとなんだか特別なアンティークならではの素材という感じがしますし、売る側も「これは特別な価値の高いものだよ」という意味を込めてペーストと呼んでいるのでしょうが、私個人的にはそういう方法はお客さんを騙している感じがして好きではありません。

そういうわけで、当店ではこれまで19世紀半ばまでのもの以外はペーストと呼んだ事がありません。19世紀半ば以降のものは、ガラスやカットクリスタル、ラインストーンなどと呼んでいます。実際、19世紀半ば以降は総じてガラスなどと呼ぶのが価値としてもふさわしいと思うからです。

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【18世紀後期 フランス製ペーストリング】

上写真は18世紀後期のフランス製リングです。シャンクは18K,ストーンはペースト、セッティングがシルバーです。ジョージアン様式のリングです。セッティングがクローズドバックセッティングになっています。個人的にはこんなペーストのリングが欲しいです・・・lovelyとってもきれいですshine

当時はカッティングがハンドカットによるところも多く、現在と違いカットがいびつだったりします。ですが、その素朴さもアンティークならではの魅力となります。そしてペーストの輝きがたいへん美しいですねshine ショルダーの装飾も美しいです。

貴金属に宝石ではなくガラス・・・?という風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、18世紀から19世紀半ば頃までは宝石の代用品ではなくペースト自身が人気がありアクセサリーとして流行しました。

ペーストは1730年にフランス人ストラスによって発明されて以来、シルバーやゴールドなどの貴金属をセッティングにジュエリーの素材として使用されました。

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【19世紀半ば頃 ペーストのイヤリング】

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上写真はイヤリングの裏側です。セッティングはシルバー。クローズドバックセッティングになっています。19世紀半ばぐらいまでこのジョージアン様式が主流でした。

裏側も美しく装飾がほどこされています。

18世紀から19世紀にかけてのペーストジュエリーは、希少性が高くあまり多くは出回っていません。その理由は量産されていなかったことや、完全なままで残存していない場合が多く美しい状態で見つけるのは簡単ではありません。

ガラスは知ってのとおり現在も作られていますので、当然偽物も多くあります。

見分け方としましては、クローズドセッティングであるかどうか、デザインは時代として違和感がないかどうか、などを考えながら見極めます。

また「ブラックドット」がある場合も本物のペーストと判断します。

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こちらは19世紀始め頃のペーストのピアスです。クローズドバックになっています。

さらにブラックドットといわれる黒い点がキュレットに塗布されています。現在のダイヤモンドなどはオープンバックセッティングになっており後ろからキュレットを見る事ができます。

キュレットがあることで、奥行きのある輝きを可能にするわけですが、あたかもキュレットがあるかのごとく黒い点を塗布して擬似キュレットを作っていたわけです。

時々、ペーストが黒ずんでいたりするのは、銀薄片でフォイルバックされていることから変色による理由もありますが、このブラックドットによる場合もあります。

ブラックドットもホールマーク的な働きをしますので本物のペーストかどうかの判断材料になります。

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【1820年ごろ ペーストのネックレス クラスプもペーストが配されています】

ペーストは、ダイヤなどの宝石に比べるとカットしやすく、パヴェ状に密接して配置する事もたやすく、色々な形、大きさのペーストジュエリーが流行しました。

しかしながら、完璧な円形のペーストはありませんし、爪留めやナイフエッジのセッティングはペーストジュエリーにはありません。

コレットセッティングが本物のペーストジュエリーには使われています。

こういった事柄も、19世紀半ばまでのペーストであるかどうかの判断材料になります。

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【1920年ごろ ガラスのピアス】

こちらは、アールデコピアスです。ペーストとして海外のあるお店で紹介されているものですが、どうでしょう・・・? 前述してきた19世紀半ばまでのペーストジュエリーと比較してみて下さい。

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【1930年頃 マルカジットとブルーガラスのブレスレット】

こちらもペーストとして紹介されていますが、ブルーのガラスです。こちらにいたってはガラスが爪留めされています。

それぞれの時代で、様々な芸術運動も起こりジュエリーのデザインはそういった芸術運動や宗教、政治体制、産業構造などに影響されるので、それぞれに味わいがあり、深みがあり良さがあるのでどの時代のジュエリーも素晴らしいと思います。

ですが、やっぱり買う人を誤解させるような表記や説明はう~ん・・・どうなんでしょ・・・sweat02各店の見解なので一概には言えませんが・・・。

というわけで、今日はペーストのお話でしたheart01

本日、ミルクガラスのジュエリーとWEISSのジュエリーをオンラインショップにUPしますのでご覧下さいね~kissmark

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2014年4月 7日 (月)

憧れのロシアのアンティークジュエリー

今日は私が個人的に憧れているロシアのジュエリーについてのお話ですshine

ロシアのアンティークジュエリーに数年前に出会って以来、ずっと憧れ続けています。

一度は、サファイヤ、ダイヤ、真珠の14Kリングを手に入れたのですが、手放してしまい返って欲求が高まっていますsweat02

特に革命前のロシアのジュエリーにのみ関心がありますheart 

と言っても、庶民の私には高価すぎて簡単には買えませんbearing 20~30万円台のものもあるのでいつかは、買いたいと目論んでいますが・・・。

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【1908~1917年モスクワ 14K ペンダントトップ兼ブローチ ストーンはデマントイドガーネット】

ロシアのアンティークジュエリーの魅力はデザインの繊細さと高い技術、品質です。

これがソビエト時代になると、その魅力も半減し価値もかなり変わります。

高価なロシアのジュエリーですが、高いお金を出して果たして本物なのかしら・・・?と心配な点もありますよね。

でも安心できる大きな特徴がロシアのジュエリーにはあるのです。

というのも、ロシアのジュエリーは、かなり早い時期からホールマーキングシステムが確立しており、歴史上もっとも複雑かつ完成したホールマーキングシステムの一つと言われています。

1613年にモスクワでホールマーキングシステムが始まりますが、ピョートル大帝により1700年までにロシア帝国中でゴールド、シルバーの試金とマーキングのシステムが広まり確立されます。

それゆえ、必ず地金の種類・純度・製作年・場所、試金者のイニシャルが打刻されています。(状態によっては一部無くなっている事もありますが)

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【1908年以前のホールマーク例 真ん中はココシニクをかぶった女性のイメージ】

ロシアのホールマーキングシステムのイメージは3つの時期に分かれています。

ロシア帝国時代(1847~1917年)、ソビエト連邦時代(1917~1991年)、ロシア連邦(1992~現在)というふうにです。

おおまかにその変化を説明しますと、革命前(1917年以前)は金の純度を表す数字が100分率ですが、革命後は1000分率に変わります。これだけでも、ホールマークを一目見ていつ頃のものか大まかに判断することができます。

そしてコアイメージは大まかに分けると、革命前はココシニク(伝統的な頭に巻く女性用装飾)をかぶった女性のイメージ、革命後はハンマーや労働者などのイメージになります(現在はまた女性のイメージになっています)

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【ソビエト時代のホールマーク例 コアイメージが星の中のハンマーになってます。右側に金の純度を示す1000分率があります】

こういったことを知っていれば、お店で買うときにはホールマークを見て、大まかに判断する材料になります。

ロシアのホールマークシステムは複雑なので、というのも時期が3つに分かれている上に作られた場所、試金者のイニシャル、重さ、さらにおおまかに3つに分かれている時期の中にさらに細かく時期によってマークの形、イメージが若干変わります。

制作場所、試金者のイニシャルなどはキリル文字で表されていますので、こちらは専門書が必要になります。また重さによってホールマークの外側ラインの形も変わりますが、何百万もするような商品以外はあまり気にする事ではないかもしれません。

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【1908~1917年オデッサ 14K ルビー&ダイヤのリング】

上写真は1908年~1917年の14Kリングです。豪華で美しいですね。アールデコの影響が見られます。

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裏から見てもこのようにたいへん美しい作りになっています。

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こちらは1930年代ハルキウ製14Kサファイヤとダイヤのリング。革命後のリングです。ソビエト連邦が成立して10年ほど経っていますが繊細さや洗練された感じが無くなりつつあるように見えます。これはこれで素敵ではあるのですが、革命前の絢爛豪華な雰囲気はどことなく影をひそめています。

というのも、1917年から1930年代には生き延びた貴族と貴族に仕えていた優秀なゴールドスミスなどの職人は中国や西ヨーロッパへ逃げていきます。また、多くの職人達はアメリカやヨーロッパに亡命しそこでジュエリー職人として働き続けました。

みんなが平等で、お金持ちなどいない貧富の差のない国を目指す社会主義下では、競って美しいジュエリーを作る事は出来ず、多くの優秀な職人が海外へ流出してしまいます。

しかしながら、革命前のロシアは特権階級以外は多くの貧しい小作農や農奴、少しの商人、職人でしたから、贅沢な生活を満喫していた特権階級に人々が不満に思うのもしかたないですけどね。この特権階級のために、多くの優れた職人が素晴らしいジュエリーを作っていたのですが、多くの人々にはそんな贅沢は有り得ませんでした。

ところで、昔、ロシアが社会主義だった頃、ソビエトに友人がいましたが、ファッション誌も政府が作るのだと聞いた事がありました。その政府が作ったという雑誌を見せてもらいましたが、日本を含む自由主義圏のファッションとは程遠く、遊び心もゆとりも感じられず奇妙な感じしかしなかったのを今でも覚えています。

競争が無ければモチベーションも下がります。また、平等な中では、美しい物を見る目も養われにくいのではないかとも思います。

平等というのも、一長一短かもしれません。

こういう中では、当然技術もセンスも磨かれず優れた職人は少なくなっていくのでしょう。

しかしながら、まだ1930年代ごろのはかなり良い方で、個人的には1960年代頃になると魅力的なロシアのジュエリーはなくなっている感じがします。

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【1908~1917年モスクワ 14Kリング ストーンは真珠とダイヤ】

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上リングの裏側です。真珠のセッティングがスキャロップと言われる帆立貝の模様の

ような放射状の彫がほどこされています。裏から見ても美しく装飾されています。まさに高貴な人々のために作られた証ですね~。表から見ても真珠の美しさがひときわ際立っている洗練された繊細なデザインですが、裏から見ても美しく手を抜いていません。高貴な人々のためにあつらえたのだから当然ですね。当時、アメリカ、西ヨーロッパではジュエリーの大量生産が始まりつつあり庶民も貴金属を手に入れられるようになりましたが、ロシアではおそらくまだそういう段階ではなく、高貴な人々のためにカスタムメードで作っていたのではないのかなと思います。

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このリングのホールマークです。ロシアのリングはシャンクの表にホールマークがあります。

1908年~1917年製と紹介しましたが、実はこのホールマークを正確に読み取るならば、1908~1927年製なのです。

ココシニクをかぶった女性の顔が右側を向いていますが右側を向いたコアイメージは1927年まで使用されました。(1908年以前は左側)

ただし、絢爛豪華なジュエリーは革命後の混乱期に作製する事はほとんど不可能ではないかと思われますし、なにしろ革命後の政府は資金を得るために貴族達の高級品を海外に売り払ってしまいます。

そしてデザインを見ても1914年ごろのようなベルエポック的な感じもします。

デザインと歴史的な状況から鑑み、革命前のものではないかなと推測されるのです。

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【1830年ごろ ジョージアン様式 14Kダイヤモンドリング】

ジョージアンダイヤモンドリングです。このリングはけっこう面白いです。

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年代の違うホールマークが二つ打刻されています。右側の擦り切れて一部消失している方がもともとのホールマークです。百分率の56という数字が見られる事から14k、かつ革命前のものと判断されます。ではどうして左側に1000分率の革命後のホールマーク(1930年代のマーク)が打刻されているかといいますと、1930年代に政府が経営していたお店で売る際に、再度金の純度を示すため打刻されたのだと思われます。

デザインは19世紀初めぐらいなので革命の随分前のものだと推測されます。

という訳で、今日は私の好きなロシアのアンティークジュエリーについてでしたが、本日ご紹介しましたジュエリー達はお取り寄せも出来ますので、ご要望の場合は御気軽にご相談くださいねwink 御値引きも検討いたします。

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2013年12月 7日 (土)

入荷予定アンティークリング&ファークリップ

久しぶりのブログ更新ですsweat02

先月はとにかく本業の方が忙しくて商品を選んでいる暇も、ブログを書いている暇もありませんでしたcoldsweats02

今は一段落したので、ぼちぼち商品を物色しておりますが、さっそく決まったものをこちらでご紹介いたしますheart

クリスマス前なので本当の大特価での販売を考えていますnote ご期待くださいませwink

Ring1


19世紀半ばぐらいの18Kリングです。お花の部分が立体的で後ろが透けて見えるような作りになっています。ストーンはルビーとパールです。

ショルダー部分も葉っぱモチーフになっており植物モチーフのエレガントなリングです。

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お次は1920年ごろの18Kリングです。セッティングはプラチナです。当時流行った典型的な技法になっています。プラチナが発見されて以来、ジュエリーのデザインはグッと洗練されすっきりとした印象のデザインが可能になってきます。

19世紀半ばぐらいまではダイヤなどのストーンを効果的に輝かせるためにセッティングにシルバーが使用されたりしていましたが、シルバーはやわらかいのでどうしても分厚くなってしまいがちです。それに比べプラチナは硬いのでセッティングに薄く使用することができすっきりとした洗練された印象に仕上がります。

当時はプラチナはとても高価でしたので、その代用品としてホワイトゴールドが使用されることもありましたが、やはりプラチナの方が厚ぼったくなく都会的な印象にはなりますね。

1920年代当時に流行した幾何学模様をモチーフにしたデザインとなっております。ストーンはダイヤとサファイヤです。

Photo


お次は1950年代のファークリップ。寒い冬に映えそうな氷のような美しいファークリップです。下の方がゆらゆら揺れてラインストーンがキラキラ輝くような作りにになっています。

最近はキラキラしたビジューがファッションアイテムとして普通になってきましたので、こういうのもファーに付けるととってもおしゃれになるのではないでしょうか。全長が7cmなのでファーに埋もれることなくきれいに見えると思います。ファークリップは小さい物も多いのですが、ファーにつけると小さいサイズだとファーの中に埋もれてしまい見えない場合もけっこうあるので、ファークリップは大きめを選ぶのがお薦めですwink

まだまだ商品を物色中ですので、また決まり次第、こちらでご紹介していきたいと思います。

本日ご紹介しました商品はご予約もできますので、お値段等ご質問がございます場合は、お気軽にお問い合わせくださいねheart

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2013年11月20日 (水)

19世紀のダイヤとサファイヤの18Kリング

本日ダイヤとサファイヤの18Kリングが入荷しましたshine

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とても豪華な印象のデザインですね!

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ダイヤは古いカットであるテーブルカットになっており電灯の無かった時代、蝋燭の灯りの下でダイヤの美しい輝きが揺らぐように計算されています。

またダイヤはクローズドセッティングになっておりこちらも19世紀半ばぐらいまでによく見られた細工となっております。

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光に当たるとダイヤがけっこう輝きます!!テーブルカットなのでもろに光を反射するんですね~ サファイヤもダークブルーですが、19世紀にはサファイヤの熱処理の技術がありませんので天然の美しさとなっております。

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いかにもアンティークらしい雰囲気のデザインです。

こちらは本日中にオンラインショップに掲載いたします。会員の皆様には掲載時にメルマガでお知らせしますのでぜひご覧下さいませ。

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2013年7月 5日 (金)

19世紀後期の月と三つ葉のリング

今月入荷予定のアンティークリングのご紹介ですheart

19世紀後期から20世紀初頭のリングです。地金は10K,ストーンはガーネットとパールです。

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神秘とパワーの象徴である月と幸運の象徴である三つ葉がモチーフになっています。19世紀には月や三つ葉をモチーフにしたジュエリーはたびたび見られました。そういったデザインがはやっていたのですが、意外にもアンティークリングとしては現存しているものが少ないようです。

デザインからおそらくアメリカ製だと思われます。ショルダー部分にも模様が施されこったデザインになっています。

Moonring2

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シャンク内側にはモノグラムが彫られています。

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指にはめると小さなハーフパールの三日月とガーネットの赤い三つ葉が可憐な雰囲気です。フェイスがそれほど大きくないのでフェミニンな印象になると思います。

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横から見るとけっこう立体的です。

こちらのリングは今月入荷予定です。ご予約も出来ますのでお値段等ご質問がございます場合はお気軽にお問い合わせくださいねwink

ところで話は変わるのですが、オンラインショップに新しいカテゴリーを作りました。長い間自分用にアンティークジュエリーやヴィンテージ小物、ヴィンテージのバッグ・洋服などを買いあさりましたが(左側のmy collectionで紹介しております)衝動買いが多く実際使用しなかった物も多いので私物ですがオンラインショップの「私物譲渡コーナー」で販売させていただくことにしましたhappy01 

コンディションは大切に保管しておりましたので完璧ですscissors そしてお値段も3500円からととてもお安くなっております。まだ掲載していない物もあるのですが少しずつ掲載していきます。

Picmonkey_collage

ちなみに先日掲載しましたジョージアンのダイヤリングはアンティークリングのコーナーから私物譲渡コーナーに移動しました。ぜひご覧下さいませnote

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2013年5月15日 (水)

入荷商品~オパールリング、付け襟、イヤリング

本日新商品3点入荷しましたheart

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19世紀後半9Kオパールリングshine

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ドームと呼ばれるパヴェ状にストーンをびっしり敷き詰めたデザインです。このようなデザインは1860年以降に流行りました。たびたびターコイズのドームは見かけますがオパールは珍しいです。 ハンガリー又はチェコ産オパールを使用しています。オパールの美しい遊色効果が全てのオパールに現れており大変美しいです。

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指にはめると豪華さが際立ちます。

お次は1950年代の付け襟kissmark

5_2

6_2

 

ハートのビジューが可愛らしい印象です。フェイクパールの縁取りも可愛いですね!!ほとんど使用しなかったかのようなとても良いコンディションです。

お次は1950年代のイヤリングheart04

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大小いろんな形のビジューイヤリング。よ~く見るとオパール風のストーンやマーブル模様のストーンなどあります。

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身につけてみるととってもゴージャスですshine

本日中にショップにUPしますので詳しくはぜひショップでご覧下さいませribbon (ショップ掲載時には会員の皆様にメールマガジンでお知らせいたします)

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