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1900年ごろ ダイヤと真珠のトワエモアリング

1900年ごろ ダイヤと真珠のトワエモアリング

ベルギーのディーラーからお取り寄せしました。

シャンク18K,セッティング:プラチナ

見る者の目を釘付けにしてしまうような存在感の1.17ctのダイヤモンド。この存在感の強いダイヤの面白いところはカットが一見ブリリアントカットのようでそうでないところです。
譲って下さったディーラーからは「オールドマインブリリアントカット」と言うあまり聞きなれないカット名である旨の説明を受けましたが、おそらく現在のブリリアントカットとも若干違いしかしながら私達が知っているブリリアントカットの共通点、つまりパビリオンを底にして三角やダイヤモンドシェイプのファセットを伴うクラウンとパビリオンのある形であったため、オールドマインカット(クッションカット)から現在のブリリアントカットに至る過度期のものであろうということでこのような呼び名にしたのではないかと思われます。

しかしながら、これもブリリアントカットの1種ではあります。現在では無いであろうカットではありますが。
オールドマインブリリアントカットは、現代のブリリアントカットよりもカット面が若干多い上にキュレットが鋭くない事がその特徴です。

現在のブリリアントカットは(ラウンドブリリアントカットが多く見られますが)完璧な丸型に鋭いキュレットがその特徴です。ですが、初期のブリリアントカットは現在のそれとは違っていました。
一般的にはブリリアントカットは、1919年にマルセル・トルコフスキーによって誕生したと言われていますが、17世紀にはすでにその原型は存在しており有名どころではヴィッテルスバッハのダイヤモンドがあります。

ですが、17世紀はまだテーブルカットやポイントカット、ローズカットが圧倒的に多く、インドからのダイヤが少なくなり古いダイヤがリカットされ始める18世紀までブリリアントカットはほとんどありませんでした。

初期のブリリアントカットは、丸型、四角型といっても正確な円形や鋭角な四角ではありませんでした。
ダイヤは地球上で一番硬い鉱物です。それゆえ、ダイヤはダイヤでしかカットする事は出来ないということが長い間の常識でした。
古代から近代に至るまで、職人達はダイヤのカット方法の研究に心血を注いできました。
1870年代の蒸気によるブルーティングマシーンの発明、1891年の電動ブルーティングマシーンの発明、1900年の電動のダイヤモンドソーの発明など、19世紀末以降地球上で一番硬い宝石であるダイヤのカット技術は花開きます。さらに19世紀後期の南アフリカの巨大なダイヤモンド鉱床の発見によりこれまでになく良質のダイヤが市場に出回るのです。

このリングはちょうどそのような時期のリングです。

ダイヤと真珠の組み合わせもこの時期によく見られます。そういえば現代のジュエリーではダイヤと真珠の組合せはありそうで無いですよね。

後ろから見ると真珠の台座はお花の形になっています。後ろから見て美しく作られている物は良いお品の証です。

真珠の美しい光沢の元であるコンキオリンというたんぱく質はアルコールに触れると溶けてしまいます。
女性はアルコールの入った香水や化粧品をつける事が多いわけですが、真珠の後ろがお花の形の台座で保護されているのは、デザイン上の美しさのみならず真珠を保護するという目的もあるのかもしれません。
アンティークならではの気配りです。


19世紀後期アールヌーボーリング

19世紀後期アールヌーボーリング

地金は9K、ストーンはターコイズ。長年年代不明のまま私のコレクションとして眠っていたリングです。英国バーミンガムのアッセイオフィスマークはあるのですがデイトレターが消失してしまっていた謎めいたリングでした。デザインはミッドセンチュリーのような大胆でユニークな印象ですがバーミンガムのアッセイオフィスマークはヴィクトリア時代の物であり、メーカーズマークも19世紀から20世紀初頭の銀製品などによく見られるメーカーSydney&Coのマークと思われるものがあります。そういった事情から19世紀後期のものだと思いますが、最近非常に良く似たデザインでアールヌーボーの影響を受けたと思われる1899年製リングを発見しました。これでやっと長年デザインと各種マークが一致しなかった疑問は解決されました。一見アールヌーボーの影響を受けたリングとは思えなかったのですが、東洋趣味のエキセントリックで大胆な感じなどアールヌーボー的な趣も感じられます。これからお洋服に合わせて活躍しそうです!!


帝政ロシア 14Kリング

帝政ロシア 14Kリング

1899-1903年 地金は14K、ストーンはサファイヤ、ダイヤ、パール
ショップで販売していた物ですが売れなかったので私のコレクションに加えました^^; 売れなかったらぜひ私のコレクションに加えたいわっ!!と密かに企んでいましたのでちょっぴりラッキーという感じです^^;

14Kだしストーンもすごく大きいわけでもないしそんなに価値無いんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが革命前のロシアのリングは14Kであっても(ていうかほとんど14Kですし)ストーンが大きくなくても(ていうかサファイヤは0.4カラット、ダイヤは0.1カラットとちょっぴり存在感のある大きさではあります!!)国内外問わず他の同等の質のアンティークリングに比べて高いです。なぜなら革命前のロシアの貴金属は革命後に国外に売られたり散逸してしまってほとんど手に入らないからです。
しかもアメリカやイギリスと違い同じ時期でも富の分散が進んでおらず、高貴な階級の人々しか貴金属を身につけることはできなかったので高貴な人々のために作られた高品質のジュエリーなのです。
確かに同時期ではイギリスなんかでは産業革命が進み機械化が浸透するにつれてジュエリーの質は落ちていきますし薄くてきゃしゃな作りのしっかりしていない物も多く出回りました。私もそういった品を何度も見ていますのでこのロシアのリングとの品質の差が良くわかります。

シャンクの表に14Kを示すホールマーク&セントぺテルブルグの試金者のイニシャル(過去の所有者によりサイズ直しされているためイニシャルが半分ですが)があります。ロシアのジュエリーは必ずホールマークや試金者のイニシャルなどがあるので年代の特定が比較的簡単です。ホールマークは革命後1000分率に変わりますのでこの二つのマークで年代が特定できるのです。(このリングは他の方に譲渡しました)


ハートモチーフ18Kリング

ハートモチーフ18Kリング

年代不明 ヴィンテージ 日本製です 地金18K ストーンはルビー


アメリカ製オーダーメードリング

アメリカ製オーダーメードリング

パトリック・イリラというアメリカブランドのオーダーメードリング あじさいの花モチーフの可憐なリングです シャンクはシルバー 花の部分は18K ストーンはダイヤ


1970年代ウォーターオパール14Kリング

1970年代ウォーターオパール14Kリング

地金は14K ヴィンテージ ストーンはメキシコ産ウォーターオパール その名の通り水のような透明感のある優れた遊色効果のウォーターオパール 原石をメキシコから持ち帰り日本で加工したもの。石座もオーダーメードによる一点物


1970年代ウォーターオパール14Kリング

1970年代ウォーターオパール14Kリング

前文と同じ


1970年代ウォーターオパール14Kリング

1970年代ウォーターオパール14Kリング

前文と同じ


1970年代アメリカ製14Kリング

1970年代アメリカ製14Kリング

1970年代 アメリカ製 ヴィンテージ 地金は14K ストーンはダイヤ、ルビー 


19世紀初頭ジョージアンダイヤリング

19世紀初頭ジョージアンダイヤリング

説明は次写真に掲載


19世紀初頭ジョージアンダイヤリング

19世紀初頭ジョージアンダイヤリング

1700年代末期~1800年代初頭 アンティーク 地金は18K セッティングはシルバー ストーンはダイヤ
ダッチローズカットのダイヤをシルバーでフォイルバックしてセッティングの裏をゴールドで裏打ちしているクローズドセッティングです。裏写真は掲載していませんが帆立貝のような放射状の彫がほどこされています。ショルダーにも手彫りの模様がほどこされています。1912年以降にスウェーデンにヨーロッパのどこかの国から持ち込まれたものですが作成年代は1700年末~1800年代初めだと思われます。(2013年10月現在他の方に譲渡しました)


スペイン製18Kリング

スペイン製18Kリング

1988-2002年 ヴィンテージ スペインマドリッド製のホールマークがあります。
スペイン王室御用達ジュエリーブランド、カレライカレラのリングだと思われますがメーカーズマークが半分擦れてしまっています。
地金は18K、ストーンはエメラルドとダイヤ


1840年代18Kリング

1840年代18Kリング

1840-1860年代アンティーク 原産国イギリス(推定) 地金は18K ストーンはパールとオパール 粒金細工が美しいヴィクトリアンスタイルのリング 他の方に譲渡しました。


1840年代18Kリング

1840年代18Kリング

前文と同じ


1867年14Kリング

1867年14Kリング

1867年英国製リング アンティーク 地金は14Kだったと思いますが忘れました。ストーンはアメジスト、パール、ターコイズ 他の方に譲渡しました